B- shop OCHI N E W S & BLOG
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こんにちは!スタッフ大串です!
今回は、新たに試乗車としてご準備させて頂いたSpecializedの最新型Eクロスバイク「VADO SL 2 5.0」をB-shop OCHI~千町棚田まで乗ってみました!
今までのEバイクとどう違ったのか、実際乗って感じた事を書いていきます!
・良くなった点その1~モーターの進化~
VADO SL 2 は、Specializedの新型軽量モーター「SL1.2」を装備しています。
新型モーターになったことで、旧モデルより出力もトルクも上がり、よりハイパワーに。
代わりに、バッテリーの消費量が上がりました。
実際乗って特に強く印象に残ったのは、アシストの”かかり初めのスムーズさ”と、”速さ”です。
Eバイクは人間が漕ぎ始めてからアシストが効き始めるまでタイムラグが少しあります。
しかし、今回の新型モーターはタイムラグが少なくなり、モーターの動き方もスムーズになっています。
挙動が読みやすくなっているので、単純に扱いやすく、慣れていない人でも親しみやすい味付けになったなと感じました。
速さは単純に坂が1~2km/hくらい速くなっています。
スピードの落ちる激坂になると特に顕著で、新型モーターの特大パワーでゴリ押しするEバイクらしい走りをしてくれます。
・良くなった点その2~新型ディスプレイ「Master Mind TCU H3」が最高~
旧型のディスプレイはトップチューブに埋め込まれており表示する情報もアシストの強さとバッテリー状況のみというかなりシンプルな物でした。
新型のH3ディスプレイは、ほぼサイクルコンピューターです。
スピードやケイデンスはもちろん、センサーを繋げば、心拍や変速機、レーダーなどありとあらゆる物を表示できます。
その方でも特にいいなと思ったのが「ペダルコーチ機能」。
アシストに最適なケイデンスを数字とアイコンでわかりやすく表示してくれる機能です。
いままでのEバイクはモーターが効率よく動いているかどうか全くわからなかったので、慣れてない人でも確実にEバイクを乗りこなせます。
・良くなかった点
やっぱり20kgという重量はかなり重たく感じます。
アシストで走行しているうちはあまり気になりません。
…が、アシストを切ったり、積載の時に持ち上げたりする時は大きなデメリットになってしまいます。
しかし、解決する方法もあります。
・最上位のカーボンモデルを選択する。
・タイヤ、ホイール、ハンドル、シートをより軽いものに交換する。
・泥除け、荷台を取り外す。
コストがかかったり、利便性が損なわれてしまう形にはなりますが、唯一のデメリットである重量さえケア出来れば最高の自転車になること間違いないので、カスタマイズしがいがある1台でもあると思います。
また、そもそも車載等必要のない方には、性能からして最良の選択肢となります!
・まとめ
速くなって使いやすくなった割に、値段は前モデルに10万円程度のプラスご予算でより高性能なモデルを買えます。
今からEバイクを買う方は基本的に最新モデルをおすすめします。
アシストのパワーを抑えれば、石鎚山系を1周することも可能なので、長い距離しっかり乗りたい方には圧倒的にオススメです。
走行性能は間違いなく最強のEバイクですが、車に積んだりする場合は軽量な旧モデルがおすすめです。
VADO SL 2 4.0 ¥495,000(税込)←新モデル
VADO SL 4.0 ¥330,000(税込)←旧モデル
こんにちは、メカニック/販売担当の大串勇人です。お店の中ではEバイクや輪行、バイクパッキングなど、レースよりも緩めのサイクリングを担当しているので、以上の相談はぜひおまかせ下さい。趣味は景色を見る事で、自転車以外にも歩きや電車、ゲームの中など、風景を眺めるのが好きです。おすすめの場所などございましたら是非気軽にお声かけください!